徳川家康といえば、「戦国の三英傑」に数えられるほど知らない人はいないと言っても過言ではない人物です。
ですが、家康の幼少期を知る人はあまりいないのではないでしょうか?
家康の幼少期は名前が竹千代と名乗っており、松平広忠の嫡男として生まれます。
松平広忠は三河大名ですが東は今川義元に、西は織田信秀といった強力な大名に挟まれていて肩身の狭い大名でした。
松平信忠は織田氏との均衡を保つために今川氏に援軍を要請しましたが、今川氏はその代わりに人質を要求してきました。
人質となった竹千代は2年余を今川家で過ごすことになりました。